いきなりだけど、3年前くらいにこんな写真、Youtubeの動画が出回り、
日本のメディアでも大きく取り上げられた。

ストローカメ モザイクなし


グロテスクだけど、野生のカメの鼻にポイ捨てしたストローが入ってしまい、
抜き出すときの写真である。

これは非常に痛々しい写真だし、
本当にかわいそう。

最近ではこういうのを避けるために、
プラスチック製のストローを廃止するという会社が出てきている。

代表的な例としては大人なら一度は飲んだことがあるはずのスターバックス。

スタバは2年後の2020年までに廃止し、
紙製のストローを導入することとなっている。


それに対抗して最近では海洋生分解性プラスチックという材料に注目されている。


そもそも生分解性というのはなんぞやというところ。

生分解というのはバクテリアとか微生物でプラスチックを分解し、
プラスチックをバラバラに分解すること。

すこし細かく言えばプラスチックを環境に悪影響を及ぼさないくらいの
低分子化を実現させること。

一般的に使用されているストローに使われてるポリエチレンや、
汎用プラスチックと言われるポリプロピレン、
ポリスチレン、アクリル樹脂は生分解性はない。

ただペットボトルに使用されているPET(ポリエチレンテレフタレート)は
生分解性を有している。

なにが違うかというと、プラスチックの構造が違う。

基本的にはエステル結合という構造があれば生分解性がある。

生分解性プラスチックはどのようなものに使用されているかというと、

海外ではレジ袋とか、ごみ袋に使用されている。

日本ではごみをすべて燃やしているのだが、
海外は生ごみを入れた生分解のごみ袋を埋め立てて廃棄している。

またそこらへんの畑に貼られているフィルム。

農業用フィルム

今まではポリエチレン製のフィルムだったのだが、
最近では生分解性のフィルムに変化しつつある。

ポリエチレン製のフィルムだと栽培後、
回収して廃棄する手間とコストがかかってしまう。

ただ生分解性のフィルムだと、
そのまま土と混ぜてしまえば分解してなくなってしまう。

最近農業者の高齢化でできるだけ手間がかからないようにすると、
このようなフィルムが重宝されていく。


もしこの生分解性のプラスチックから生産されたストローが導入された場合、
海にポイ捨てしたとしても海中で分解するから、
海洋生物に悪影響を与えることはなくなる。

本当に素晴らしい技術である。





ただごみをポイ捨てするというのが根本的に悪いんだけどねwww