ラッセルブログ

自分が感染しているB型肝炎ウイルスとの共病ブログをメインに、 旅行や、これまでの経緯を投稿していきます。

タグ:バラクルード

久しぶりにB型肝炎に関する投稿になります。


旦那は国との和解に向けて弁護士と話しているときに、
給付金の話になった。
前にも書いたかもしれないが、B型肝炎ウイルスの無症候性キャリアは
下記のような給付金等をもらえることになる。


・給付金:50万円
・定期血液検査費無料(3カ月に1回だったはず)
・通院にかかわる日当の支給
・母子、世帯間の感染を防止するための医療費



給付金に関しては弁護士に依頼すると、
上記の金額から10数%を成功報酬として支払う形になるのですが、
4%を国から弁護士費用として支給してくれるので、
約10万円を弁護士に支払い、約40万円を給付金として支給されます。

まぁ国の対処が遅かったせいで注射針の使いまわしの対策が遅れてしまったので、
このくらい頂いても!という気にはなります。


ただ旦那の状況はバラクルードを飲んでいて、その薬価代が家計を圧迫していた。

和解したところで、今後の薬価代がかかることは想定内なので、
そのような薬価代に対するフォローはないのかを弁護士に問いてみた。


すると・・・

『バラクルードはいつから飲んでますか?』
『それはB型慢性肝炎にかかったからですか?』
『ちなみに薬価代はいくらですか?』

などなど、、、
いろいろな質問をされたみたい。

要は訴訟内容を慢性肝炎に変更して訴訟をやり直したいとのこと。


これはこちらとしても弁護士事務所にしてもものすごくおいしい話。
仮に慢性肝炎として訴訟をすることになった場合、
こちらには約1000万円、弁護士事務所には約100万円の給付金が来るので、
本当にありがたい話。

しかしこの場合、無症候性キャリアで和解した条件とは異なり、
給付金のみの対応になるみたい。
一生分を比較してみると慢性肝炎で再訴訟を行う方が得ということがわかったので、
再訴訟を依頼することにした。


そんなことよりも旦那は自分がB型慢性肝炎だったことに対して
少し落ち込んでいた。
そもそも無症候性キャリアのうち、低い確率でしかならない病気だし、
自分の病状が悪化していたことが判明してショックを受けていた。

今考えれば確かにショックだとは思うが、
薬を飲み始めた時が慢性肝炎だったので、本来であればその時にショックを受けるはず。。。

まぁあまり落ち込む人ではないので、
給付金が上がることに対する喜びの方が今は優っていて、
給付金が入ったら何を買おうか考えてるみたいw


慢性肝炎で再訴訟するために、別な書類が必要になることがわかり、
また証拠集めをするのだが、ここでまたあの病院に連絡しないといけないことに。。。


旦那の肝機能の数値は、ここ最近は安定していて
非常に肝臓はいい状態です。


肝機能の異常を示すAST (GOT)とALT (GPT)、γ-GTP、
それぞれ基準値に入っています。


ここでそれぞれの項目と基準値をおさらいします。


AST:アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
   酵素の一種で心臓の筋肉や骨格筋、赤血球、肝臓などに多く含まれるもの
   基準値10~40U/L(1リットル当たり10~40単位)

ALT:アラニンアミノトランスフェラーゼ
   こちらも酵素の一種だが、肝臓のみに存在するもの
   基準値5~45U/L (1リットル当たり5~45単位)

γ-GTP :γ-グルタミルトランスペプチターゼ
    アミノ酸の代謝に関わる酵素
    基準値79以下(1リットル当たり79単位以下【男性】)
       48以下(1リットル当たり48単位以下【女性】)


一般の方の血液検査では上記の三点で肝臓の状態を判断すると思います。

一般の方がアルコールの飲みすぎなどで気をつけるべき脂肪肝は、
γ-GTPの数値で判断します。
100以上になってしまった場合は禁酒、もしくは厳しく節酒する必要があります。

上記の三つの項目の基準値は旦那が通院している病院が委託している
検査機関の基準値で、ネットで検索するといろいろな基準値が載っているので
確認して見てください。


話はそれますが、旦那はバラクルードを服用しているのにも関わらず、
一時期AST、ALTの数値が異常値になった時があったのです。

薬を飲み始めて1年弱たった頃(2016年末)、
月一の血液検査をして一週間後に結果を聞きに行くと、

AST:40U/L (基準値ギリギリ)
ALT:57U/L (基準値上限45。。。)

この時はまずは様子を見ようということで、
次回の血液検査のデータで判断することになった。


翌月再度血液検査を実施したところ。。。

血液検査データ


 左が前回のデータで、右が今回のデータ。
明らかに数値が異常値になってしまっていた。

ASTは基準値上限の約2.5倍。。。
ALTに関しては4倍近くになってしまっていた。


さすがにこの時は病院の先生も驚いており、
すぐに点滴をすることに。


点滴はレミゲンとアデラビンという成分のものをしてもらった。

レミゲンは肝臓の働きを改善させるもので、
アデラビンは慢性肝疾患の患者に対して投与されるもので、
こちらも肝機能の改善の効果がある。


この点滴を週2〜3でしなければいけなく、
仕事帰りに行くしかないので日常生活に支障をきたしていましたが、
この点滴をしなければ、旦那の肝臓は悪化する一方だったので、
辛抱するしかありませんでした。


再度1ヶ月後に血液検査をすると、肝機能の数値は安定していました。

正直原因はわかっていませんが、それから一年以上たっていますが、
これだけ数値が悪化したのはこのときしかありません。


今後も旦那は肝臓のために血液検査をしていき、
その都度ブログにて報告して行きます。
 

今回は旦那が服用している薬について投稿しようと思います。



そもそもバラクルードって?

バラクルードはB型肝炎ウイルスの量が多い(HBV-DNA:4.0LogCopy/ml)人が服用するもので、

B型肝炎ウイルスが増殖するときに必要なタンパク質のHBV-DNAポリメラーゼというものの

働きを抑えてくれる働きがあります。

ウイルス量が多くなってしまうと慢性肝炎や肝硬変などを発症してしまう可能性が高くなるため、

バラクルードを服用することでウイルス量を抑えてくれます。

有効成分はバラクルードの主成分であるエンデカビルという成分で、

バラクルード1錠が0.53gに対して、エンデカビルが0.5g含有しているみたいなので、

ほぼエンデカビルを飲んでいるのと一緒ですね。



服用法

これが少し厄介。。。

前にもブログで書いたところがありますが、

服用するタイミングは食事をしたあとの2時間以上後に服用し、

服用後2時間は食事をしてはいけないのです。

バラクルードは食事の影響が大きく、

胃の中に食べ物が入っていると成分の吸収力が低下し、

服用した意味がなくなってしまいます。


また1日1錠確実に服用しなくてはなりません。

バラクルードの飲み忘れがあった場合、

B型肝炎ウイルスが増殖してしまう可能性が高いので、

気づいた時にすぐ飲む必要があります。

その時は2回分の2錠を服用するのは厳禁で、

服用する際は確実に1錠のみ。


実際に服用している旦那を見ていると、

健康的な生活ができるのでありがたいですし、

非常に高価な薬なので、2回分を1度に服用するのはもったいないことだと思います。

そんなこともあり、旦那はほぼ用法通りに服用できています。



定期検査

服用しているからといって、安心できるわけではありません。

急に肝臓の状態が悪くなることもあり、気づいたら肝硬変になっていた、

なんてこともある可能性もあるみたいです。

旦那も一度、肝臓の数値が基準値の5倍ほどまで悪化してしまったことがあります。

その時は点滴治療で何とか正常値に回復しました。


定期検査は肝臓の急激な悪化を予防するために必要であり、

旦那は現在2カ月に一度血液検査を行っています。

前回通っていた病院の時は月一の頻度でしたが、

肝臓の数値が安定しているからということで、現在は頻度を減らしています。

まぁバラクルードを処方してもらわないといけないので、

月一の頻度で主治医と顔をあわせていますが。。。

検査項目は肝臓の数値のALT、ASTとHBV-DNAの3つ、

ついでということで血糖値や中性脂肪など、

メタボリック症候群の予防に必要な項目も検査してもらっています。

このような環境でメタボになるのは運動、食事管理が足りないと思います。


私も含め、子供がいる身として健康管理には十分に注意しないといけません。




以前通っていたIMCの話になりますが、

こちらも少しグチ、かつ旦那と私の未熟さが少し露呈した話です。



最初の血液検査でHBV-DNAに異常値が見られた。

この値は以前通っていた病院でも同等な症状がみられていたので、

あまり驚くことはなかった。

最初の血液検査でのB型肝炎に関する数値は以下のとおり。



AST(基準値:10~40U/L):29U/L

ALT(基準値:5~45U/L):32U/L

γ-GT(基準値:79U/L以下):22U/L

HBc抗体:陽性判定
     S/CO 10.72(基準値:1.0未満)

HBe抗原:陰性判定
     S/CO 0.3(基準値:1.0未満)

HBe抗体:陽性判定
     阻害率 99.5%(基準値:50%未満)

HBV-DNA定量:4LC/ml(基準値:検出せず) 

HBs抗原:4096倍以上(基準値:8倍未満)

HBs抗体:10.0mlU/ml(基準値:10.0mlU/ml未満)


各項目は今後説明するとして、HBV-DNAは4LC/mlあるので、

肝臓に悪影響を与える可能性があるが、肝機能は非常に落ち着いている状態。


これらの数値は転職前に通っていた病院と同じような数値です。

この数値に基づいてバラクルードの処方を開始するように指示された。

過去に通っていた病院の肝臓の数値を見せて、

”このときと同等の数値なのに飲む必要があるのか”と尋ねると、

『他の病院の方針は知らないし、ここの病院ではこの数値でバラクルードを処方する』

またその時受けた説明は『飲み始めたら一生飲まなければいけない』だけ。


聞きたかったのは薬価のことで、医者に聞いても知らないといわれた。

バラクルードは飲み始めた当時、1錠1000円ちょっとかかり、

28日分の処方で調剤料込みで毎月約9000円ほどかかっていた。

たしかに医者が薬価のことを知っているとは思わないが、

比較的高いとかおおざっぱな薬価は知っていてもおかしくない。



また薬を飲むタイミングも大変。

1日1錠服用で、服用前後2時間は食事をとってはいけないとのこと。

この服用タイミングで、旦那との夜更かし飲食は全くなくなってしまったし、

私がお酒を飲むときには少し気をつかわなければならなかった。

健康的な生活になったのはいいことだが、夫婦の楽しみが一つなくなった。



今思えば私もしっかり調べればよかったし、

可能ならセカンドオピニオンも検討して転院も考慮すべきだった。


この病院のバラクルード投薬はHBV-DNAが異常値のため、

間違いではないと思うが、本当に必要だったのかといまだに思う。。。

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